やまなみハイウェイのドライブ・ツーリングガイド|見どころ・通行時期・立ち寄り・宿泊
大分から熊本へ続くやまなみハイウェイを車やバイクで楽しむために、ルート、料金、季節、長者原・牧ノ戸峠・瀬の本の休憩、給油、温泉、宿泊地を公式情報から整理します。
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ルートの基本情報
- ベストシーズン
- 4月〜11月を中心に。冬は積雪・凍結を確認
- 必要時間
- 散策や食事を含めて半日〜1日。走行時間は区間による
- おすすめの向き
- 宿泊地に合わせ、由布院・くじゅう側と阿蘇側を一方向で結ぶ
- 道路難易度
- 高原の気象変化と冬の路面。給油間隔も確認
- 最大の見どころ
- 長者原から牧ノ戸峠、瀬の本へ続く高原
- 泊まる場所
- 長者原、瀬の本、黒川温泉
出発前に大分県 道路・交通情報を確認(本文の最終確認:2026年8月22日)
この記事で旅を決める
くじゅう連山に向かって延びる長者原の直線、標高1,330mの牧ノ戸峠、瀬の本高原の草原。やまなみハイウェイでは、九州の山並みを眺めながら高原を巡れます。
大分県別府市から由布院、くじゅう、瀬の本を経て、熊本県阿蘇市一の宮方面へ続く県道11号の愛称です。「ハイウェイ」と呼ばれますが、高速道路ではなく、通行無料の一般道です。
長者原でタデ原湿原を歩き、瀬の本で食事をしたら、温泉宿へ。一泊すると、翌日もくじゅうを巡るか、南の阿蘇へ進むかを選べます。高原の散策と温泉を、二日に分けてゆっくり楽しみたい道です。
やまなみハイウェイの場所
やまなみハイウェイの区間と走り方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 道路 | 大分・熊本県道11号別府一の宮線を中心とする観光ルート |
| この記事で扱う流れ | 別府・由布院側〜長者原〜牧ノ戸峠〜瀬の本〜阿蘇一の宮方面 |
| 通行料金 | 無料 |
| 通行時間 | 道路全体の営業時間はありません |
| 代表的な標高 | 牧ノ戸峠1,330m |
| 北側アクセス | 別府IC、由布院IC、九重ICなどから県道11号へ |
| 南側アクセス | 阿蘇市一の宮、瀬の本高原方面から県道11号へ |
| 冬季 | 定例の全線閉鎖はありませんが、積雪・凍結などによる規制があります |
| 主な休憩地 | 長者原、牧ノ戸峠、瀬の本レストハウス |
| 給油 | 由布院・別府・阿蘇市街、瀬の本レストハウス |
道路名だけでは、地図や案内によって起終点が異なることがあります。この記事では長者原・牧ノ戸峠・瀬の本の景観区間を中心に、由布院や阿蘇への旅のつなぎ方を紹介します。
ナビには長者原ビジターセンター、牧ノ戸峠、瀬の本レストハウスを順に登録し、実際に走る区間の距離と時間を確認しましょう。
長者原の直線から牧ノ戸峠 瀬の本へ
由布院側から南へ進むと、山あいの景色から飯田高原へ出ます。長者原では、くじゅう連山を正面に見る長い直線が現れます。やまなみハイウェイを訪れたら、ぜひ眺めたい風景です。
牧ノ戸峠へ上るとカーブが増え、峠を越えて瀬の本へ下ると草原が広がります。直線、峠道、開けた高原と、走る区間ごとに違う景色を楽しめます。
環境省が紹介する長者原〜牧ノ戸峠〜瀬の本のモデルコースは、14km・約50分です。中心となる景観区間のコース例で、別府から阿蘇までの全線距離や所要時間を示した数字ではありません。時間が限られる日は、この区間を中心に散策や食事を組み合わせるとよいでしょう。
高原では気温や風が変わりやすいため、バイクは夏も防風用の一枚を用意しましょう。長者原、牧ノ戸峠、瀬の本で休憩を取りながら進むと、景色を眺める時間も確保できます。

北から南へ巡る見どころ
由布院・水分峠 街歩きや食事と組み合わせる
由布院側から入るなら、宿泊、食事、給油を済ませてから高原へ向かえます。由布院観光も楽しむ日は、午前は街歩き、午後は長者原までと区間を絞ると、どちらもゆっくり回れます。
別府から出発する場合も、温泉観光と高原ドライブを二日に分けると予定を組みやすくなります。
長者原・タデ原湿原 山を眺めながら木道を歩く
くじゅう連山を正面に望む長者原には、ビジターセンター、飲食施設、トイレが集まっています。写真撮影や景色は駐車場に止めてから楽しみましょう。
隣接するタデ原湿原では、木道を歩きながら山並みや湿原の植物を眺められます。ビジターセンターで散策路の情報を確かめ、短い休憩とは別に歩く時間を取っておきたい場所です。

牧ノ戸峠 標高1,330mの峠で休憩
やまなみハイウェイの最高地点で、駐車場、売店、トイレがあります。長者原から上ってきたら、峠でひと休みしてから瀬の本へ下る流れになります。
くじゅうの登山口でもあり、行楽期や紅葉期は駐車場が混みやすい場所です。展望地点まで歩く場合は、天候と足元に合う靴を用意しましょう。本格的な登山は、ドライブの立ち寄りとは分けて計画してください。
瀬の本高原 草原で食事と休憩
瀬の本レストハウスには、展望レストラン、売店、ガソリンスタンド、24時間利用できるトイレがあります。昼食と給油をまとめられる、高原の休憩拠点です。
ここから黒川温泉へ泊まりに行くか、阿蘇一の宮方面へ進むかを選べます。ガソリンスタンドや飲食店には営業時間があるため、遅い時間に利用する場合は公式案内を確認しましょう。
通行時期と道路情報
やまなみハイウェイには定例の全線冬季閉鎖はありません。ただし、標高1,330mの牧ノ戸峠などでは積雪や凍結による規制があり、冬用装備が必要になることがあります。
出発前は大分県の道路・交通情報と熊本県の道路情報で、走る区間を確認しましょう。豪雨や工事などによる規制も発表されます。
季節ごとの高原の楽しみ
春から初夏 草原と新緑
草原や森の緑が鮮やかになり、くじゅうの山々ではミヤマキリシマなどの花も見どころになります。開花は気候や標高によって変わるため、見たい場所の情報を確認して訪れましょう。
梅雨時には霧で視界が悪くなる日もあります。温泉や食事を楽しむ時間も用意しておくと、天候に合わせて過ごせます。
夏 高原の風を感じる
市街地の暑さを離れて、山並みを眺めるドライブやツーリングを楽しめます。日差しや急な雨に備え、散策のときは帽子、バイクには防風・雨天装備を用意しましょう。
秋 くじゅうの紅葉
牧ノ戸峠やくじゅう周辺の山肌が色づきます。紅葉期は駐車場が混みやすいため、歩きたい場所へは早めの到着がおすすめです。朝夕の冷え込みと日没の早さを考え、明るいうちに宿へ向かえる行程にしましょう。
冬 温泉を中心に計画する
霧氷など冬ならではの景観もありますが、積雪や凍結への対応が必要です。道路情報を見て峠越えが難しい場合は、高原を通過する予定を見直し、温泉地で過ごす旅も選べます。
長者原・牧ノ戸峠・瀬の本で休憩を取る
| 拠点 | 主な利用目的 |
|---|---|
| 長者原 | ビジターセンター、湿原散策、食事、トイレ |
| 牧ノ戸峠 | 峠での休憩、展望、売店、トイレ |
| 瀬の本レストハウス | 食事、買い物、給油、24時間トイレ |
北側では由布院や別府、南側では阿蘇市街でも給油できます。高原へ入る前に済ませ、航続距離の短いバイクは瀬の本でも残量を確認しましょう。
瀬の本の飲食店と給油所は、24時間トイレとは営業時間が異なります。利用する時間帯に合わせて施設案内を確認してください。
温泉や展望台まで旅を広げる
タデ原湿原
長者原で自然散策を楽しむ場所です。旅程では1時間ほどを目安に用意し、実際の散策コースはビジターセンターで確認しましょう。写真を撮りながらゆっくり歩きたい人にも向いています。
九重“夢”大吊橋
谷を渡る橋からの眺めを楽しめる、九重側の立ち寄り先です。家族やグループで高原ドライブに観光を一つ加えたい日に候補になります。
入場料は2026年8月22日の確認時点で中学生以上500円、小学生200円、未就学児無料でした。本線からの移動時間も見込み、公式案内で営業時間を確認して訪れましょう。

黒川温泉
瀬の本から温泉宿へ向かい、翌朝に高原へ戻る旅程と組み合わせられます。湯浴みや温泉街で過ごす時間を楽しみたい一泊に向いています。
温泉街では宿ごとに駐車条件が異なります。大型車や複数台のバイクで訪れる場合は、宿までの進入経路と駐車場所を確認しておきましょう。
大観峰
阿蘇側へ進む翌日の目的地におすすめです。瀬の本や黒川温泉で一泊すれば、くじゅうの散策とは日を分けて、阿蘇のカルデラを眺める時間を取れます。

由布院
北側の起点や終点として、街歩き、食事、温泉を組み合わせやすい場所です。由布院で過ごす時間を長く取りたい日は、高原を走る区間を長者原までに絞る方法もあります。
湿原散策のあとに食事を楽しむ
長者原・レストハウスやまなみ周辺
タデ原湿原の散策と昼食をまとめたい日に便利です。歩いたあとにしっかり休憩し、午後に牧ノ戸峠や瀬の本へ進む予定を組めます。
瀬の本レストハウス
高原の風景を眺めながら食事を楽しめる、ルート中盤から南側の拠点です。売店での買い物や給油も一緒に済ませられます。黒川温泉や阿蘇へ向かう前に、昼食の時間を取っておくとよいでしょう。
黒川温泉・瀬の本周辺
だご汁、豆腐料理、地元野菜を使った食事などが候補です。走ったあとに温かい料理を味わう時間も、高原旅行の楽しみになります。目当ての店がある場合は、営業日を確認して訪れましょう。
高原の眺めと温泉で選ぶ宿
翌日も長者原や牧ノ戸峠を楽しむならくじゅう側、阿蘇へ進むなら瀬の本が候補です。宿で楽しみたい温泉や食事も合わせて選びましょう。
瀬の本高原ホテル
阿蘇五岳を望む露天風呂「絶景鼻の湯」と、熊本の食材を使う夕食ビュッフェが楽しみなホテルです。高原を走ったあとも、温泉から山並みを眺めながら過ごせます。
瀬の本交差点から約200mで、翌朝は阿蘇へ進むことも、くじゅうへ戻ることもできます。黒川温泉街までは車で約10分の案内です。バイクの屋根付き区画は確認できていないため、必要な場合は予約時に駐車場所を確認しましょう。
九重星生ホテル
県道11号沿いにあり、長者原やくじゅうの観光を中心にしたい人向けの宿です。大分県の公式観光案内では、複数の泉質と露天風呂を紹介しています。湿原散策や峠のドライブを楽しんだあと、温泉でゆっくり過ごせます。
翌朝に長者原を歩く、牧ノ戸峠へ早めに向かうなど、高原から一日を始めたい旅に合います。二輪専用設備や駐車場所は予約時に確認してください。
2026年秋は日によって夕食の内容が異なり、夕食なしの日や休館日もあります。夕食付きで泊まりたい場合は、希望日の宿泊プランを確認してください。宿公式の営業案内もご覧ください。
山の宿 寒の地獄旅館
くじゅう登山口から徒歩圏にある温泉宿です。長者原周辺の散策と温泉を楽しみ、翌日もくじゅうを巡りたい人に向いています。
高原を走る日と歩く日を分けて滞在する旅にも組み込めます。バイクの駐車位置や路面、屋根の有無は、車種と台数を伝えて確認しましょう。
フェアフィールド・バイ・マリオット・熊本阿蘇
夕食は好きな店へ出かけ、翌朝も阿蘇山周辺を巡りたい人におすすめです。道の駅「阿蘇」に隣接し、約25㎡の客室にはレインシャワーを備えています。素泊まりを基本に、地元の食事も観光も自分たちのペースで楽しめます。やまなみハイウェイを南へ走り、阿蘇側へ下りる旅程に合わせやすい宿です。
屋根付きのバイク置き場も案内されているため、やまなみハイウェイを南へ走り、阿蘇側で一泊するツーリングの候補になります。
一泊で高原と温泉を巡るモデルコース
由布院を出発しくじゅうに泊まる
午前に由布院を出発し、長者原でタデ原湿原を散策して昼食へ。午後は牧ノ戸峠まで往復するか、瀬の本まで足を延ばします。
くじゅうの宿に泊まれば、翌朝も長者原周辺から動けます。散策の続きや九重“夢”大吊橋、別府方面の観光を組み合わせてみましょう。
瀬の本・黒川温泉に泊まり翌朝に阿蘇へ
由布院・別府側から長者原、牧ノ戸峠を経て瀬の本へ向かいます。瀬の本で給油を済ませ、高原のホテルか黒川温泉の宿に泊まります。
翌朝は大観峰や阿蘇一の宮方面へ。くじゅうと阿蘇の観光を別日にすると、湿原や展望台で景色を眺める時間を十分に取れます。
阿蘇を出発し由布院に泊まる
阿蘇側を朝に出発し、瀬の本、牧ノ戸峠、長者原の順に北上します。長者原を散策したら由布院へ向かい、温泉宿で一泊する流れです。
翌日に街歩きを回せば、高原ドライブの日は景色と散策に集中できます。
よくある質問
やまなみハイウェイは有料ですか?
無料の一般県道です。九重“夢”大吊橋など周辺施設の入場料は別途必要です。
冬も走れますか?
定例の全線冬季閉鎖はありませんが、牧ノ戸峠などで積雪・凍結による規制があります。冬用装備の有無に加え、当日の道路情報を確認して判断してください。
ガソリンスタンドはありますか?
瀬の本レストハウスにあります。由布院・別府・阿蘇市街でも給油できます。高原へ入る前に済ませ、瀬の本では営業時間と残量を確認しましょう。
一日で阿蘇観光までできますか?
出発地と立ち寄り先によります。長者原散策、牧ノ戸峠での休憩、食事に加えて大観峰や草千里まで巡りたい場合は、一泊して二日に分けると各地でゆっくり過ごせます。
九州外から飛行機とレンタカーで行けますか?
空港からレンタカーで由布院・くじゅう・阿蘇を巡る旅程にできます。到着便、車の受け取り時間、空港から高原までの移動、帰りの返却時間を合わせて計画しましょう。
高原を巡り 温泉宿で一泊する旅へ
長者原でくじゅう連山を眺め、タデ原湿原を歩き、牧ノ戸峠を越えて瀬の本へ。やまなみハイウェイでは、走る途中に景色と散策、食事を楽しめます。
温泉宿に一泊すれば、翌朝も高原から旅を続けられます。くじゅうでもう一日過ごすか、阿蘇へ向かうか。見たい山並みと宿で過ごしたい時間に合わせて、二日間の行程を考えてみましょう。
写真クレジット
- タデ原湿原:Raita Futo from Tokyo, Japan / Wikimedia Commons / CC BY 2.0
- 九重“夢”大吊橋:Raita Futo / Wikimedia Commons / CC BY 2.0
- 大観峰:Mass Ave 975 / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0(縮小・WebP化)
- やまなみハイウェイとくじゅうの山並み:Raita Futo from Tokyo, Japan / Wikimedia Commons / CC BY 2.0(縮小・WebP化)
泊まりで楽しむなら、この宿から
参考資料・出典
道路・施設情報は2026年8月の確認に基づきます。宿の一部は同年9月2日の確認記録で補っています。通行状況、施設営業、料金は出発前に公式案内をご確認ください。
- 大分県観光情報公式サイト|やまなみハイウェイ(確認日:2026年8月21日)
- 環境省|阿蘇くじゅう国立公園 やまなみハイウェイコース(確認日:2026年8月21日)
- 瀬の本レストハウス|施設案内(確認日:2026年8月21日)
- 瀬の本高原ホテル|交通アクセス(確認日:2026年8月21日)
- 九重星生ホテル|アクセス(確認日:2026年8月21日)
- 寒の地獄旅館|アクセス(確認日:2026年8月21日)
- 大分県|道路・交通情報(確認日:2026年8月22日)
- 熊本県|道路情報・道路情報カメラ(確認日:2026年8月22日)
- 九重“夢”大吊橋|営業時間・入場料金(確認日:2026年8月22日)
- 瀬の本高原ホテル|公式サイト(確認日:2026年9月2日)
- フェアフィールド熊本阿蘇|現行公式・二輪屋根付き駐車(確認日:2026年10月5日)
- 九重星生ホテル|10月からの営業について(確認日:2026年10月5日)